低圧注入工法

トンネル工事や鉄筋コンクリートの建物に使われるクラック補修(ひび割れ)の工法の一つ。

注射器のようなもの(シリンダ-)にエポキシ樹脂等のボンドを入れて、

クラックにボンドがゆっくり流れ込むように加圧して注入します。

低圧注入することにより、クラックの奥深い所まで補修ができます。

 

クラックの中や表面を洗浄、清掃します。

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クラックに沿って座金を取り付け、ボンドが出てこないように

シ-ル材でクラックを塞いでいきます。

(シ-ル材は剝離出来るものです)

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シ-ル材が硬化したら注射器の中にボンドを入れて座金に取り付けていきます。

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強力なゴムの力で圧力を加えながらゆっくり注入開始です。

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このままの状態で約1日経過したら、注射器と座金とシ-ル材を丁寧に取り除きます。

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これでクラック(奥深い所の)の補修は終了です。

 

シ-ル材は剝離専用のシ-ル材ですが、古い塗装も一緒に剝がれてしまう事が

あります。なので→まわりの剥がれ落ちそうな塗膜もきれいに落とし、

最後はカチオンフィラーで下地を補修します。

 

クラック(ひび割れ)は、表面上の浅いひび割れか?建物の奥深くから来てる

ひび割れか?クラックの幅…太さで判断します。

その判断で施工方法も変わります。